政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


「プライドが背広を着てクルマを作っている」と言われた三菱自工。トヨタ、日産、ホンダに次ぐ、第4番手ながら、三菱グループをバックに乗用車の大型から軽自動車までほぼフルラインで取り揃えていた。
開発費は大手の10分の1の700~800億円。にも関わらずトップの指令は「業界最高レベルの数値を出せ」。これは戦前の軍部の精神主義とよく似ている。我々は精神的にも技術的にも優れているのであるから、当然一流のものが生み出せると言う錯覚が支配していたのであろう。
こうした体質の企業にいる従業員は大変だ。命令に従わなければ左遷、配置変え、挙句の果ては窓際に追いやり、リストラとなる。当然、データ偽装は当たり前、上の指示を待つ体質に、客観的な視点が入る余地がない。
車輪が外れて死亡事故を起こし、反省したつもりの企業が20年以上も燃費データを捏造していたというのは論外で、もう市場には要がない。企業体質を改善してもらわないと、とても怖くて三菱製のクルマには乗れない。日産に吸収されて良かった。

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