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電力会社はメタボ?英研究者が指摘!
「日本の電力会社は高い燃料費を愛している」と英オックスフォード・エネルギー研究所のJ・スターン氏に書かれてしまった。日本は今ほとんどの原発が稼動しておらず、昨年はLNG火力発電をフル稼働させ、LNG輸入額が増大、わが国の貿易赤字を大きく膨らませた。
 なぜ、愛していると書かれたかというと、電力会社は人件費や燃料費を総括原価方式で、電気料金に上乗せできる料金体系を戦後、ずっと取り続けてきていたからだ。
 高度成長期は、電力の安定供給が大命題であり、産業のエネルギーインフラを支え、景気の後退局面には、設備投資を増大して、経済を支えてきた電力会社。しかしいまや経済の成長は止まり、産業が海外に移転する時代に設備投資は望めない。はからずも原発事故でその実態が明るみに出てしまった。
 そうした時代に、いまだ「総括原価方式」を取り続けているのは惰性であるとしか思えない。原発の再稼動がままならない中、産業も消費者も電気料金の高騰は容易に受け入れられない。9電力会社は、あらゆる経営努力をして、競争して原価を低減する方策をとるべきであろう。
 いま欧米の天然ガス価格は1BTU当たり3ドル程度。日本のLNGの輸入価格は同15-18ドルと約5倍の料金でLNGを輸入している。「結局、どうせ小売料金に上乗せできるのだから」と産出国から足元を見られているのだそうだ。
 本当は9電力やガス会社が連携して、産出国と「オールジャパン」で価格交渉すれば良いのだが、電力網の相互融通性がない「ガラパゴス」状態と、地域独占のため、そうしたインセンティブが働いていないのだ。そもそもカルフォルニア州と同じくらいの面積に9つも電力会社で区切る理由がよくわからない。・・・>申し訳ありませんが、この続きは本誌でご覧ください。

【論説】日本の電力会社は高い燃料費を愛している(3月15日号)」 に1件のコメント

  1. 電飾会社はメタボ、、、(-_-メ)
    【論説】日本の電力会社は高い燃料費を愛している(3月15日号) http://t.co/ItgwZaL6gn

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