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国際的に通用するシステム選ぶ
独創性高い、クオリカとヤマトSが受賞記念講演

8日、独創性が高く、国際的に通用するシステム創造者を表彰する「JISAアワード2013」(主催・一般社団法人情報サービス産業協会)の受賞記念講演会が東京・八重洲富士屋ホテルで行われた。

このアワードは今年で2回目。今回は選考委員長である、坂村健東京大学大学院情報学環教授が「国際的に通用する独創性を活かすために」をテーマに基調講演を行った。「日本には国際的に通用する独創性がないのではない。
問題点は、独創性を活かせないのだ。それがオープンネットワーク時代に特に顕著になってきた。イノベーションは教えようがない、ケーススタディを研究するしかない。
 米国では失敗したら、徹底分析する。絶対安全でなく、打たれ強いシステムを作る。オープンシステムはベストエフォートの世界。その哲学を理解しないと、オープンでは成功できない
 日本の弱さは、世界がオープンの中、以前クローズド・自己完結の世界を追っている。イノベーションは進化論の世界。チャレンジの多さのみがイノベーションを達成する。1000回に3回しか成功しない。その意味で、ターゲティング型の政策には効果がないし、チャレンジできる環境がない限りイノベーションは育たない。
 ICTを使って人材流動性を図るべきで、その際、もっと「個」の確立を支援する仕組み、個人の資格のポータビリティ化を図らないと日本では悲劇となってしまう。成長戦略では「個」の確立をぜひ、掲げて欲しい」と語った。
 受賞講演では、まず、クオリカ㈱のクラウド対応生産システム『アトムズキューブ』。2011年4月に販売開始、日本で35社、中国で22社、ASEAN、欧州で6社に導入された、海外進出する製造業を支援する完全Web対応のOSS(オープンソース製品)による低コスト生産管理システムだ。
 最大の特徴は、中堅・中小の従業員20-1000名、年商10-50億円向けの製造業に最短2ヶ月でシステム運用が出来る。もともとコマツで培われた海外展開のノウハウがベースにあり、今後の展開力に期待が持てそうだ。
 もう1社はヤマトシステム開発の『倉庫見える化@web』。ロジスティクスのプロ集団が作成したクラウド型倉庫管理システムである。会社の資産である在庫(商品)におけるWMS(ウェアハウス・マネジメント・システム)の必要性が高まってきている。・・・>申し訳ありませんが、この続きは本誌でご覧ください。

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