政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


髙梨智弘氏

髙梨智弘氏

フォーラムの統括

■モデレータ
日本総合研究所フェロー
新潟大学大学院特任教授
髙梨 智弘 氏

「自動車のエアバックが膨らむと衛星通信経由で消防署に緊急通報が入り、事故現場の位置情報を知らせる」――。オープンデータの利活用によって技術的にはここまでできる時代になった。ただし、オープンデータ政策の推進と並行してサイバーリスクへの備えと地方自治体におけるセキュリティ対策基準、プライバシー対策基準の見直しが急務であると川島氏から指摘があった。政府や自治体は多様な脅威にさらされている現状を冷静に受け止め、インシデントが起きたならば即時に対応できる体制を整備する必要がある。有賀氏が指摘する超上流からのシステム開発や日々の運用・監視が欠かせない。また首長や管理者の意識改革、トップダウンでの組織的な対応が求められる。トンプソン氏の挙げた海外の事例からはセキュリティ対策には保険をかける意味合いだけでなく、投資という側面で戦略的に取り組む姿勢がうかがえた。外部の専門家を使いこなしている点は見習いたい。なお現在わが国ではITコーディネーターの有資格者を12000人ほど養成する取り組みを進めている。政府、自治体にも積極的に送り込む考えだ。その活躍に期待してほしい。

サイバーリスクへの備えを怠るな。
専門家の導入も必要になってきた

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