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産業用LED照明でスクラム
スポーツ施設などの分野に乗り出す

 

握手するリスバーグ社長(左から2人目)と大山社長

握手するリスバーグ社長(左から2人目)と大山社長

アイリスオーヤマ(大山健太郎社長)とフィリップス・エレクトロニクス・ジャパン(ダニー・リスバーグ社長)が1月30日、LEDによる屋外照明および産業用照明分野の販売における、戦略的パートナー契約を締結した。
日本のLED照明市場は急速に普及し、2015年にピークを迎えると言われている。今後は、屋外照明および産業用、特にスタジアム照明や倉庫などのLED置き換え需要(市場規模1100億円)が進展していくと見られている。
アイリスは、生活用品を扱うメーカーベンダー。毎年1000点の新商品を開発・販売し、アイテム数は15000を数える。LED照明には2009年に市場参入、13年のLEDの売上は240億円と独自の物流システムで高いシェアを獲得、14年は270億円を目指している。
「世界でトップのフィリップスのLED製品群を、弊社の販売ラインナップに加えられ、これから産業分野の提案販売の領域を広げて行きたい」(大山社長)。
実は、同社は家庭用LED照明より、産業用LED照明が今や65%を占めてきており、これからスタジアムや施設内の水銀灯などに変わるLED照明の分野を伸ばして行きたい思惑がある。そのため、1KW以上のLED照明向けに環境対策チームを設置して取り組む予定だ。
一方、フィリップスは世界のLED照明のトップメーカーであり、産業用のLED照明のマネジメント、ソリューションも得意としている。日本市場は100Vのため、戦略的パートナーを探していた。アイリスは、産業向け商品が少なく、フ社の製品を日本向けにカスタマイズして生産・販売できるため、旧知の関係もあり提携販売に踏み切った。
フィリップスの本社である、ロイヤルフィリップス社は、売上高233億ユーロ、世界100カ国に11万5千名の従業員を抱えている。中でも、ライティングはヘルスケア、コンシューマと並ぶ同社の中心事業である。「12年の世界のLED照明市場規模は08年に比べ約28倍に増えている。日本の低炭素社会対策、環境、コスト削減につながるLEDソリューションを提案して行きたい」(リスバーグ社長)と語っていた。

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