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中国経済を日本からの報道でみると、「今にも破綻する」、「バブルが弾ける」などが目立つ。先日、富士通総合研究所の金堅敏主席研究員の「2014年の中国経済の展望」を聞くと、中国はどうやら、日本の昭和50年代に入った頃と似ているようだ。少し成長は落ちるが、元が値上がりし、GDPは日本(472兆円)の2倍規模の980兆円となり、2030年まで年平均7・7%の成長を続ける。経済指標もしっかりしてきている。
現在、貿易総額は4・16兆ドルと日本の2・5倍規模、新車販売は4倍の2198万台、携帯電話販売台数も9倍の3億8000万台、インナーネット人口では6倍の6億1000万人となっている。
驚いたことに、09年にGDP成長に37・4%寄与していた輸出がこの5年で4・4%に減り、内需主導型の安定成長経済に大きく転換していることだ。これは国の舵取りがうまく出来ている証拠であり、R&D支出や特許所有量を増やし開発力をあげ、今後、環境問題に取り組んでいくという、中国はやはり昭和50年代の日本同様、侮れないと感じた。

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