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3年目を迎えたJDMC

初代DM大賞に大阪ガスと協和発酵

大阪ガスの河本BACセンター所長(右)を表彰する浜口会長(左端)

大阪ガスの河本BACセンター所長(右)を表彰する浜口会長(左端)

ビッグデータ時代に不可欠なデータマネジメントに関心の高いユーザー企業と、ベンダー/サービスプロバイダーら150社が参画する一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC、浜口友一会長)。
設立3年目を迎え、東京・目黒雅叙園で第3回カンファレンス「データマネジメント2014~データ活用がビジネスの扉を開く~」を開催した。
毎回1000名以上の登録が殺到する今年のカンファランスには行政でいち早くオープンデータ化を進める”データシティ”鯖江市の牧野百男市長が基調講演に立った。自治体では初のW3Cに加盟。行政データをオープン化して、40以上のWeb直結サービスを市民が活用しはじめている様子や地域活性化の姿を紹介した。
さらに鯖江発で有名になった「電脳メガネ」をかける市内のITベンチャー企業とオープンデータの可能性を語り合った。女子高生の意見を行政に取り入れる「JK課」など話題には事欠かず、自治体関係者の見学が殺到している。
基調講演2は、日本のゴルフ場130コースを運営しているPGMホールディングスの神田泰介社長。IT化が一番遅れ、今後、少子高齢化で売上が落ちるのが見えるゴルフ業界で生き残るために、経営者が率先してITシステムによる顧客データの一元管理に取り組み、セグメント別の顧客データベースを約2年で作り上げOne on Oneの顧客マーケティングを実現させた。
また今年から、データマネジメント賞が設立され、初代の大賞には大阪ガスと協和発酵キリンの2社が受賞したほか、各賞は5社が受賞した。
大阪ガスは、業務のデータ分析をするBAC(ビジネスアナリシスセンター)を構築、ここが壊れやすい部品のデータ分析を行い、ガス器具の修理依頼があれば、そのベスト5の部品を持参することで即日修理率を20%高めた。
協和発酵は、以前よりオープン化を図るため、「マスターHUB」を構築してきた。この手法を受発注などモノ、ヒト、カネを扱う3業務に「トランザクションHUB」として応用し構築、経営や業務の要求に追従する俊敏な情報システムを実現したこと、などが受賞理由だ。
これら受章企業には、浜口会長から賞状と記念の盾が授与された。その後、企業やベンダーの26のセッションが展開され、どの会場も満席となるような盛況であった。

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