政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


明日に向かって不可思議な知の力を終結できるか?

「6」の融合人 高 愁陽

 個の話:第四話③「生命システムとは何か?」   
人間の不可思議な能力「オートポイエシス」・・
自己組織化とは?
(株)日本総合研究所は、ノーベル化学賞受賞者のイリア・プリゴジンの提唱する自己組織化の考え方を実際に導入したクラスター制度で成功したシンクタンクである。
組織が活性化するには、あらゆる情報(知)が入ってくるように、オープンドア方式のように組織が開かれていなければならない。・・・組織が、成功すると、閉じた組織になりがちである。『奢る平家は久しからず』のように、閉じた組織は、保守的になり自分たちの地位を守ろうとする余り、社外の新しい風を入れようとしない。
日本総研のクラスター制度は、柔軟な組織である。個人の創造性・自立性を重んじる。社員は自由に部署を移動できる。自由に好きな研修を受けられる。上からの指示・命令によるのではなく、管理や統制を極力少なくし個人の自主性を重んじる個人の能力を最大限発揮できるような職場環境を目指す「零度のマネジメント」を実施している。
その結果、日本総研は、産業界に新しい経営のモデルを提示したとして1998年日本経営品質賞を受賞した。参考に、表彰理由を、そのまま記載する。
「顧客・市場のニーズと企業付加価値に焦点をあてつつ、個人の創造性・自律性と組織間の連携とによって、自律自己完結型経営のパラダイムを提唱し、自ら実行して成功を収めている。
いまだ混迷から抜け出る兆しの見えない産業界に、新しい経営のモデルを提示するものといえる。以下が、今回の審査において高く評価された主要な内容である。」その一部を記す。
●個人の尊重と部門間コラボレーション(協働)による顧客価値共創を謳った経営理念
●顧客満足を最優先し、現場を起点とした組織体制への変革
●「強い個人」と創造性発揮を前面に打ち出した自律自己完結型経営の推進
●情報の共鳴化を目指した自己創発型経営の推進

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