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JISAレポ 自動化と組織・文化の変革で成立

一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA) は、このたび、レポート「クラウド時代の新しいソフトウェア開発の潮流~米国のAgile/DevOps適用事例からみる日本のIT業界が求められる転換~」を公表した。

この数年の間に、クラウドコンピューティングを活用した情報システム開発がビジネスユーザに次第に受け入れられるようになってきた。クラウドでは迅速かつ低コストで提供されるため、ビジネスのスピードに追随しやすく、またビジネスチャンスを逃すことなくソフトウェアが開発できると考えられている。
JISAではIT企業がクラウドをベースとしたソリューションを成功させるためのポイントを把握するため、米国スタートアップ企業の成功事例調査を含め、およそ2年にわたり検討を重ね、今回結果をまとめ、レポートを公表した。
レポートでは、「自動化技術の導入」と「組織・文化の変革」の両輪をもって初めて、クラウドをベースとするソリューションが成立すると指摘している。
(1) 自動化技術
クラウドの特徴である「分散・高可用性」「自動化されたソフトウェア配信」「自動障害検出とソフトウェアリカバリ機能」「マルチデバイス対応」を活かすことで、完全に自動化された「アプリケーションライフサイクル管理」へ移行できると示唆。その支援技術としてInfrastructure as Code(コードとしてのインフラストラクチャ)があり、ITインフラ管理の自動化がクラウド利用を一層促進する。
(2) 組織・文化の変革
一方で、これらの新しい技術を活かすには、「アジャイル開発(短期ソフト開発手法)」や「DevOps(Develpoment and Operations)及び継続的デリバリ(開発運用一体の供給)」といったプロセスをもって、組織や人材作りを行うことが必要であると指摘している。
なお、このレポートでは、米国スタートアップ企業の成功事例も紹介しており、クラウドソリューションに移行するためのヒントを掴める、としている。

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