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 KITとLE学会がマネジメントセミナー開く

IR(統合型リゾート施設)推進法が国会に上程されている中、4日、東京・虎ノ門の金沢工業大学(KIT)大学院キャンパスで、「スポーツ・ライブエンターテイメントとカジノ産業」と題するマネジメントセミナーが開催された。
主催はKITコンテンツ&テクノロジー研究所(北谷賢司所長)と一般社団法人ロケーション・エンターテイメント学会(LE学会、佐藤仁会長=東急レクリエーション会長)。キーノートスピーカーには、ラスベガス・サンズCORPのCVP、S・メッシンジャー氏、元日興ソロモン証券CAOのS・バーンスティン氏、パネリストには元英TVAM取締役創業者のR・ガナー氏(ネット出演)、日本ボクシングコミッショナーで同学会理事の秋山弘志氏、虎ノ門協同法律事務所の弁護士で同大学院の大橋卓生准教授らが登壇、北谷氏は総合講師とモデレータを務めた。
セミナーでは、ラスベガス、マカオ、シンガポールにおけるIRのビジネスモデルについて紹介され、カジノだけでなく、家族も楽しめるスポーツ・ライブなどのエンターテイメントとの融合がIRビジネスを成功に導くカギになると言う意見で一致した。また成功のためには、主体は民間企業に任せ、罰則は厳しくする。しっかりとした規制委員会、それを施行する行政委員会が必要である。
そこで働く人材も各国ともライセンス制度を採用し、反社会勢力からの隔離を図っている。日本では人口減少社会であるため、日本のIRは海外の観光客やビジネスマンなど、対象を広げるべきある。次から次に変わる顧客の指向に公営企業の運営では難しいという意見も出た。
また今回のIR推進法が仮に成立したとしても、これは準備法なので、1年以内に実施法が作られてからIRがスタートしていくそうだ。新しいビジネスモデルであり、人材教育も必要なため、これからの日本の新しい雇用を生み出せる産業にチャレンジしてみるのも、閉塞感を打ち破る良い機会だと思えたセミナーであった。

スポーツ・エンターテイメントとカジノ産業

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