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国立東京医科歯科大学(TMDC、吉澤靖之学長)は、1日、「スポーツサイエンス機構」(田中雄二郎機構長)を設置し、スポーツサイエンスセンター長として、トップアスリートで体育学の博士号を持つ、室広広治氏を教授として招聘した。
TMDCは、スポーツ医歯学、スポーツ科学を融合した国内初の拠点大学をめざす。室伏氏は「スポーツ選手はケガや故障をしてから医者にかかるが、その前に医歯学と連携してケガや故障を予防をしたり、選手キャリアを延ばしたりできないか?科学・理論に裏付けられた取り組みをしていきたい」と語った。
同大では、以前より、スポーツ医学診療センター、スポーツ歯科外来にてアスリートの診断・治療をしてきた。ロンドンオリンピックでは38競技中、柔道や水泳、体操など8競技をサポートしてきた。「選手の疲労回復に威力を発揮知る高気圧酸素治療器を16台備えているのは日本ではTMDCだけです」(柳下和慶スポーツ医歯学センター長)。
このスポーツサイエンス機構は、スポーツ医歯学診療センターとスポーツサイエンスセンターの2つで構成される。吉澤学長は「2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、けがの予防や治療からパフォーマンス向上のためのトレーニング開発までトータルでケアしていきたい」と述べた。
なお、14日、TMDCと日本スポーツ振興センター(JSC、河野一郎理事長)が包括連携協定を締結する。これはスポーツアスリートが24時間救急医療に掛かれる体制を整えたことを意味する。TMDCは、文科省が先頃指定した、世界のランキング100を目指す力のある大学を支援する「スーパーグローバル創生支援」のタイプA(トップ型13校)に選ばれている。

会見する室伏氏と吉澤学長

会見する室伏氏と吉澤学長

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