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ウシオの植物育成用LED照明ユニット

「あかり」というと、家庭用をはじめとする一般照明を連想しがちだが、産業用途の「あかり」も、LEDの登場以来、目ざましい進化を遂げている。
農業分野での植物育成用照明もその1つで、ウシオライティングは、2010年の、稲を対象とした「多光量型LED 照明ユニット」開発を契機に植物育成用照明ビジネスに参入、以来、赤、青、白色LEDを組み合わせた照明ユニットを販売してきた。
そして、14年10月、国内初(9/20現在、当社調べ)となる無線で調光、点灯時間・スケジュールなどを制御する植物育成用LEDバーユニットを開発、製品化したことから、満を持して市場に投入した。
LEDは、植物が成長するために必要とされる「赤」と「青」の波長を効率よく組み合わせることができる。その反面、これまでのLEDは、「LEDそれぞれの波長強度が固定されている光源では、さまざまな育成環境や野菜種で求められる強度比率に適用できない」、「有線制御では、育成棚ごとの配線、制御や設定変更に、時間やコストがかかる」といったユーザの抱える問題を解消するにはいたっていなかった。
そこで市場投入したのが、ソリューション指向の本ユニット。現在は、赤+青色LEDの組み合わせだが、今後は育成種にあわせた白+赤色、白色タイプも検討中である。
さらに、収穫後の野菜鮮度劣化を遅らせるLED照明も開発中で、植物工場に向けたトータルソリューションを提供していく予定だ。
なお、本ユニットは、日本山村硝子株式会社・植物工場(兵庫県尼崎市)に導入されている。

写真左から、無線制御植物育成用LEDバーユニット、日本山村硝子 様の植物工場内部

無線制御植物育成用LEDバーユニット

無線制御植物育成用LEDバーユニット

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