政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


衆院が解散され、12月2日公示、14日投票となる年末選挙が行われる。安倍首相は「アベノミクスの信任選挙」とはいうが、余り争点がはっきりせず、景気もイマイチ回復軌道に乗っていない中、株価は1万7000円台を回復した。
アベノミクスにより確かに、円高は是正された。12年2月の76円だったものが14年11月に1㌦=118円台と5割も円安になった。大手企業の業績は株高と輸出収益の改善で好決算企業は増えたが、肝心の輸出はあまり増えておらず、期待した中小企業や個人消費まで伝わる「トリクルダウン」が起きてない。
GDPの実質では中国の10・4兆㌦の半分に届かない4・8兆㌦。アベノミクスの2年間で1・2兆ドルGDPが縮小。株価もドル換算では2割程度上がったに過ぎない。外から見ると「縮小したニッポン」である。地方創生も掛け声だけで、具体策が見えてこない。
前回大敗した野党も、今回はだいぶ選挙協力を進めて臨んできており、自民党1年生議員は風が吹かない中での「実力」を試される選挙となり、大接戦が予想される。無党派の人が投票しにくく、最終的な投票率が40%台ではないかと懸念されている。こういう時は若くて、元気のある人を選ぶしか手がない。とにかく、棄権だけは避けて欲しいと思うのは私だけではないと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">