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ビッグデータ処理のOSS

日本企業初、NTTの3名が就任

大規模データの分散処理を支えるJavaソフトウェアフレームワークの1つ、Apache Hadoopのコミッタ(主要開発者)に日本企業から初めて3名が就任した。いずれもNTTおよびNTTデータに所属している、小沢健史氏(NTTソフトウェアイノベーションセンタ、29歳)、鰺坂明氏(NTTデータ基盤システム事業部、28歳)、岩崎正剛氏(同、38歳)の若手3名。
3名ともに大学の研究室時代から分散処理をテーマに研究し、入社後もHadoopの高速処理などの開発に取り組んできていた。Hadoopは、ビッグデータ活用に不可欠の並列分散処理を実現するOSS(オープンソース・ソフトウェア)であり、3000名いる世界の開発者の中で、プログラムを書き換える権限を持つコミッタは100名程度しかいない。
NTTおよびNTTデータはこのHadoop開発のコミュニティに参加し、安定運用にかかわるマスタサーバの高可用化、次世代のリソース管理機能の効率化などに関わってきた。2014年上半期には同コミュニティへの貢献度で世界4位を達成している。
コミッタに日本人が関わることで、Hadoopが、より高品質に可用性、冗長性が高まっていくと期待されている。

右から岩崎氏、小澤氏、鰺坂氏の3名

右から岩崎氏、小澤氏、鰺坂氏の3名

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