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一般社団法人未踏が活動を開始
スパクリが集い、起業化を促進する

昨年11月設立された一般社団法人未踏(英語表記:Mitou Foundation、竹内郁雄代表理事=東大名誉教授)が10日、正式な活動開始と会員募集を開始する記者会見を行った。
未踏とは、IPA(独立行政法人情報処理推進機構、藤江一正理事長)が2000年より取り組んできた天才的なクリエータを発掘、育成するプロジェクト。正式には未踏IT人材発掘・育成事業であり、これまで創造力溢れる、突出したITのクリエータを1600名輩出してきた。中でも、年度ごとに優秀なクリエータを認定する称号である「スパクリ(スーパークリエータ)」は若者が憧れる存在となってきている。
このMFの狙いは、これら未踏を卒業した天才的かつ創造性のあるクリエータ人材による日本横断ネットワークを作り、そこにイノベーションに関心のある企業家や研究者、投資家を巻き込み、日本型イノベーション・エコシステムの構築をめざす、という。
外部理事には、日本オラクルのIPOを手掛けたアレン・マイナー氏や未踏プロジェクトの統括PMである夏野剛氏、ディー・エヌ・エー創業者の南場智子さん、慶大情報環境学部長の村井純氏ら12名が参画している。
未踏の統括PMで代表理事に就任した竹内氏は、「日本にはイノベーションを起こせる優秀な人材はたくさんいるが、育てる土壌がない。出る杭を叩いてしまっていた環境を変えたい。学会のような組織でもあり、当面2万人の会員規模を目指す」と語った。
MFは未踏会議などの創造的人材の交流やメンタリングなどのキャリア支援、知財管理などのインフラ整備の3つに取り組む。また、IPAとはMOU(相互協力協定)を結び、法人会員にはリクルートや大手ベンチャーファンドのWiL、
日本マイクロソフトは開発者向けプログラムの3年間無償提供などで参画してきている。なお、専務理事には2004年度のスパクリ認定を受けた近藤秀和氏(Lunascape代表取締役)が就任した。

からIPA藤江理事長、東大坂村教授、竹内代表理事、DeNA南場取締役、慶大大学院夏野教授

からIPA藤江理事長、東大坂村教授、竹内代表理事、DeNA南場取締役、慶大大学院夏野教授

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