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句集「意鳴」

句集「意鳴」

句集「竟鳴」
対馬 康子

角川学芸出版刊、定価本体2700円(税別)

現代俳句の再興に力を注いだ有馬朗人主宰の「天為」創刊に参画し、平成25年まで12年間編集長を務めた対馬康子さんの第4句集、「竟鳴(きょうめい)」が刊行されている。
「俳句という詩は、現実に在るはずのないものたちへ語りかけます。言霊が響き合うとき、人という永遠の孤は、俳句の引き起こす奇跡によって癒され、救われると信じています。そのような純粋な人の思いを少しでも広げたい」と願う句者の珠玉の367句が収められている。
「竟」は音が人に届くこと。「竟鳴」とはその届いた音がまた鳴ること。このような俳句の祈りの音が普く鳴り響き広がるさまを思い描かれた句が心に響く。「たましいを?いに来たる秋祭」「欠けてゆく月の音して雛道具」が特に良い。
平成6年から15年まで朝日新聞国際衛星版「アジア俳壇」創設・選者を務め、現在「天為」編集顧問、「麦」同人。

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