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産総研の『橋渡し』機能を抜本強化していく

安永理事

安永理事

国立研究開発法人産業技術総合研究所 理事
安永裕幸氏
(前経産省大臣官房審議官 産業技術・基準認証担当)

最近、ロボットスーツのサイバーダイン、くもの糸を量産化したスパイバー、ミドリムシのユーグレナなど日本にようやくものづくりベンチャーが創出してくるようになってきた。「しかし、現実にはわが国のものづくり系のイノベーションシステムは相当危うい状況にある」と語るのが安永前大臣官房審議官だ。この20年、科学技術振興のもと予算は増加してきたが、イノベーションの核となる技術シーズの創出力低下が著しい。また、革新的なシーズがあっても事業化がされない。
「企業の研究開発費の内訳を見ても3年以内の既存技術の改良に9割が費やされ、技術的に極めて困難で革新的技術シーズとなる、将来の成長の種となる長期的研究には1-2%しか投入されていない」。
さらに、2000年以降、わが国の学術論文の国際シェアが急速に下がり、量・質ともに国際的地位が低下している。またイノベーションを担う人材の基盤となる、大学理工系学部の進学者も減少、産官学いずれも海外からの優れた頭脳の取り込みや企業のオープンイノベーションへの取り組みも遅れている、そうだ。
ではどうすればよいのか?

企業における中長期的研究投資が減少している

企業における中長期的研究投資が減少している

産総研の機能を大幅に強化し、イノベーションを加速させる

産総研の機能を大幅に強化し、イノベーションを加速させる

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