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4月15日より、グローバル化と出願増に対応

日米欧中韓の五大特許庁(五庁)では、4 月15 日から、日欧中韓の四庁の特許出願・審査情報(ドシエ情報)の一括提供を開始し、6 月には五庁の情報の一括提供を開始する予定だ。
五庁は世界中の一般ユーザに特許出願・審査情報を一括提供するサービスの実現に向けた協力を進めてきた。これにより、世界中の一般ユーザが日本の特許出願・審査情報を他庁の情報と一括して取得でき、グローバルな特許出願の効率的な管理や、出願戦略の構築に役立つものと期待される。
企業活動のグローバル化に伴い、一つの発明が、世界の複数の国や地域に特許出願がされつつある。世界の特許出願件数は平成16 年の157.5 万件から25年の256.8 万件へと6 割増加し、うち8 割(207.8 万件=25 年))が日米欧中韓の五庁に出願されている。
これを受け、複数の国や地域へ特許出願がなされた同一発明について、各国審査官がワークシェアリングすることにより、重複サーチ、重複審査が排除されるよう、日本の特許庁の主導の下で各国の特許出願・審査情報(ドシエ情報)を各国審査官が相互に参照できるシステム整備の協力を進めてきた。
18 年には、日米欧三極特許庁でシステムを構築し、25 年には、五庁の中の複数庁に出願された同一発明のドシエ情報を一括して参照できるIT サービス「ワン・ポータル・ドシエ(OPD)」を五庁審査官が共有した。そして、五庁では、それらを世界中の一般ユーザに提供ができるよう協力を進めてきた。
4 月15 日から、日欧中韓の四庁の特許出願・審査情報(ドシエ情報)が一括して提供され、6 月には、米国のドシエ情報が加わり、五庁のドシエ情報が一括提供される。

各国の特許出願・審査情報提供ページ
http://www.jpo.go.jp/torikumi/kokusai/kokusai2/godai_patent_user.htm

中国:特許出願大国~出願件数の急増と審査官の増員~ 特許庁業務・システム最適化計画の進捗状況

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