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月3千万稼ぐ対中国ネットビジネスマンが出現

布施卓郎氏

布施卓郎氏

ネットビジネスを指導してくれる、ユニークな専門セミナー『在宅中国貿易ビジネスセミナー』を開催しているのが、東京・浜町の明治座のビルにあるハイパーマーケティング・ホールディングス(HMH、加藤行俊社長)である。
そのセミナーで月商3000万円を達成した生徒がいると聞き、訪ねた。

その人の名前は布施卓郎氏。36歳。現在、上海に本社(㈱ユニバー代表取締役)を置き、ネットビジネスを展開している。同セミナーの鈴木正行校長の一番弟子を自認しており、「今でも鈴木校長のフォローアップ講座に通い、より踏み込んだテクニックやノウハウを学んでいます。定期集会では仲間と情報交換し、刺激し合ってさらに上を目指しています」。という。
そもそもネットビジネスとの出会いはヤフーオークションであった。20歳くらいの時にロッテのお菓子おまけの地域限定のビックリマンシールの復刻版が余り、ヤフオクに出店したら「50円のものが7千円になり、びっくりしました。もともと収集癖があり、売れそうなもの、希少価値のあるものの勘が働くので、趣味程度にネット販売を行っていました」。当時はスポーツ品店の閉店セールで、昔人気のスニーカーを“大人買い”しネットで月10数万円は稼いでいたそうだ。
転機は、2000年。PCのデザインを勉強し、就職したデザイン会社が上海でのデータ作成・市場調査を行うため、駐在員として派遣された時期だ。「当時、海外製の携帯電話が好きで、自らカスタマイズするためのパーツを仕入れていいました。そのためのネットショップを立ち上げて販売し、毎日ブログを書き、ショップに誘導していました」。
駐在していた時に、考え方が大きく変わったそうだ。「周りにはハングリー精神溢れる中国人の起業家ばかりがいて、刺激を受け、自ら起業したいと考え、12年に会社を辞めて会社を立ち上げました」。当時は、中国の友人に仕入れを手伝ってもらい、ちょうどiPadの模造品が良く出回った時期で、タブレットPCが良く売れたそうだ。得意分野の絶対に売れる商品の目利きには自信があったが、この先、ネットビジネスの競争が激しくなってくることを予想して、2013年頃、日本の同業他社の調査を始めた。
「その時に出会ったのが同セミナーの鈴木校長でした。その講義内容はもちろん、考え方、テクニック、鈴木校長のブロ、全てに衝撃を受けました」。そして、有料セミナーでアドバイスを受けたのが、アマゾンをメインにしたネット販売であり、そこで大きく方向転換できたのだそうだ。
「今までは安いもの、珍しいものを欲しがるような、マニアックな人が対象でしたが、アマゾンにしてからは客層がしっかりとし、販売業務だけに集中できたため、格段に売り上げが上がっていきました。やはりアマゾンの信頼度は抜群です」。手数料は高くはなったが、本格的にビジネスや一般のユーザーを対象に、アマゾンを介して販売していくので信用度も一緒に上がっていきました」。
切り替えて4ヵ月後には月商525万円に達し、2014年10月には月商3000万円を超えたそうだ。現在中国に6名のスタッフを抱え運営している。「我々は当初より、中国第一のネット大手の『タオバオ』から直接仕入れていた。中々、日本企業では仕入れられない仕組みにもHMHセミナーでノウハウを教えてもらいながら、信用度を高めてきました。今ネットではあらゆる商品がオールジャンルで売れています。生活必需品などは日本では考えられない圧倒的な低価格で仕入れられるのが我々の強みです」。この仕入れ業者の選定、アマゾンで上位ランク化も鈴木校長からアドバイスを受けてきたと明かす。
次の目標を聞くと、少し迷いながらもメーカーとしての構築を掲げた。「今は転売ビジネスです。売れるものを永遠に探し続けなければいけない。自社ブランドで長く売れ続けるような商品を開発して行きたい」。
ライバル企業も増えてきたがHMHではそのための対策も伝授してくれる。「まさに至れり尽くせりのセミナーであり、今後とも大事にしていくつもりです」。今後の夢は「自らの周りにいる人をもっと幸せにしていきたい。明るく前向きに、楽しく仕事をして行きたい」と語ってくれた。
インナーネットの進歩は、誰でもどこでも個人でネット商社が行えるという環境が整ってきたことを意味する。またそれを強力にサポートする専門学校もある。このトレンドの先には人の働き方、会社のあり方などが根底から変わっていくような胎動を強く感じたインタビューであった。

鈴木校長

鈴木校長

セミナーを主催する加藤社長

セミナーを主催する加藤社長

 

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