政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


経産省とIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施している未踏IT人材発掘・育成事業(第21回)の修了式とスーパークリエータの認定式で、未踏事業の統括PMである慶応大学の夏野剛特任教授が25名の修了生を前にミニ講演を行った。
その時の出席者全員に「日本のGDPはこの25年間約2%しか成長していいません。その間米国のGDPはどのくらい成長したでしょうか?問い1が15%。問2が1・5倍、問3が100%、問4は200%」というクイズを出した。
正解を当てたのは修了生の中の最年少の高校生で、答えは4の200%であった。夏野氏いわく、「米国はこの間、ITを駆使しものすごい勢いで生産性を上げたのです。移民により人口も増えたがその影響は3割程度。ですから、この未踏修了者は、わが国が遅れているIT社会でのクリエータとしての武器を手に入れたのだから、生産性の低い大企業に行かないで欲しい。自分で会社を興すなりして、この日本を、ITを使ってイノベートして下さい」と激励のエールを送っていた。
実際、2015年のドルベースの米国の名目GDPは18兆1240億ドル(2200兆円=1ドル122円換算)で、日本の4兆2100億ドルの約4・3倍規模になっている。自国の国際競争力、価値の低下を問題とする時がきている。

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