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「IoT技術で解決したい住宅の課題」

「住宅のIoTの標準化」をテーマに、先月28日、神奈川県・横浜のハウジングスクエア横浜で「IoTホームアライアンス(仮称)」(代表世話人・IPA・SEC田丸喜一郎氏)の設立準備のための2回目の会合が行われた。
自動車のICT技術の活用が高度化していく中、住宅の中のICT技術の活用は限定的であり、家庭内事故の減少やセーフティ、セキュリティの面でも改善すべき課題が多い。
今回、講演のトップに立ったのはミサワホーム総合研究所の飯島雅人氏。テーマは「IoT技術で解決したい住宅の課題」(スマートホームの作り方2)。「まず、東日本大震災や自然災害でスマートホームの弱点が炙り出されてきた。住宅供給におけるパラダイムも転換期を迎えている。LCP(ライフサイクルプラン)から継続的にコトを提供する住まいが重要である」として、住宅システムに期待される4つの動作仕様を提案した。
1つはシステムを強制終了でき、終了すれば旧来の家になる。2つめはLCPを想定した重層的なシステム設計、3つめは引越し先でも同じ住み心地、4つめは居住者がカスタマイズできる仕組み。そして、「必要に応じ、気軽に機能やサービスを導入することを予め想定した安価な住宅部材(IoT)を用いて組み立てる安心安全な住宅システム」を提案した。
続いて、フランスのCEATech副代表のヤン・ガレ氏が「IoT時代に向けたCEA/LISTの取り組みと欧州の受託状況」を講演、計4つ講演を行い、自由討議後懇親会が行われた。
このアライアンスは、IoTと住宅をキーとするため、
社会システムとの連動、標準を視野に入れた活動が必要となり、今後幅広いメンバーを募り、活動していく方針だ。

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