政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


BTジャパン㈱CTO フィリップ・モリス氏

BTジャパン㈱CTO フィリップ・モリス氏

私はロンドンオリンピック大会に携わりました。サイバーセキュリティの方向性、何に気をつけるべきかお話します。フィジカルな世界と仮想的な世界の収れんについて見てみたい。
エンド・ツー・エンド、IoT(モノのインターネット)の世界が注目を集めている。あらゆる国々でこのリスクを取り上げ始めており、ガードナー氏によると、「今までの考え方を全く変えなくてはいけない」と言っている。
ロンドン五輪では、6週間のイベントのために、6年前から準備し成功させた。東京五輪まではわずか5年しかない。あらゆる事象やアーキテクチャーを学ぶ必要がある。五輪期間中のサイバー攻撃数は相当なものだった。23億件のインシデントが記録された。うち10%が疑わしい攻撃があった。特に英国が金メダルを取るスーパーサタデーにその半分の攻撃があった。D-DOSやSQLインジェクションなどあるタイミングを狙って攻撃がきた。日本には参考になる事象だ。
ではまず何を検討すべきか?今、全てのデバイスをネットワークにつなげようとする動きがある。しかし、IPは脆弱性が高い。車の自動運転など、1つのネットワークに収れんされてくるとそれが「攻撃対象」となる可能性が大きくなるのです。脆弱性の数や種類がこれから劇的に増大してくる。
IoT、スマートシティ、スマートメータなど全て保護し、他のネットワークから隔離しなければならない。インテリジェンスのないデバイスは特に危険が大きい。そこのCPUにマルウェアが仕込まれる可能性が広がっている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">