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国家試験の出題範囲、シラバスなどをWebで公開

IPA(独立行政法人情報処理推進機構、藤江 一正理事長)は、「情報処理技術者試験」の新たな国家試験区分として「情報セキュリティマネジメント試験」が経済産業省によって創設されたことを受け、平成28年4月から実施することを10月16日に公表した。
同時に試験の出題範囲・シラバス・サンプル問題などの詳細情報をIPAのウェブサイトで公開した(URL:http://www.jitec.ipa.go.jp/sg/)。同試験は、毎年4月と10月の年2回実施する予定。
昨今、サイバー攻撃の手口はますます高度化・巧妙化しており、社会全体にまで影響を与える脅威となっている。一方、国内における情報セキュリティ人材は大幅に不足しており、一般企業の約7割では人材育成が進んでいない実態にある。新試験は、特に一般企業において必要とされる「情報セキュリティマネジメント人材」を対象としている。
情報セキュリティマネジメント人材とは、部門の情報資産に対して適切な情報管理を実施し、組織の情報セキュリティポリシーやルールを部門内のメンバーに周知して順守を促すなど、部門内で情報セキュリティマネジメントを推進する人材である。
新試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善(PDCA)を通して、組織の情報セキュリティ対策向上に貢献するための知識・スキルを測ることを目的に実施され、試験は午前・午後それぞれ90分の計180分で行われる。
また、IPAでは新試験のレベルを「基本情報技術者試験」と同じレベル2の試験と位置づけており、レベル1の「iパス(ITパスポート試験)」を合格した次のステップとして活用されることを望んでいる。

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