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訪日外国人4000万人 目標、インフラ心配

昨年の訪日外国人は前年を47%上回る1973万人に達した。2020年に2000万人の目標は5年前倒しでほぼ実現したことになる。政府はこの流れを受け、訪日外国人の数を2020年には現在の2倍の4000万人に引き上げる新しい目標を打ち出した。
安倍首相も「観光はGDP600兆円に向けた成長エンジンである」と意欲を示している。弊紙ではかねてより、日本が目指すべきは「観光立国」であると述べてきた。4000万人の目標は良いが、そのためには現在の国内の観光インフラのキャパシティーパンクしてしまうのではと懸念している。
現在でも東京のホテルは外国人観光客の増加でほぼ満室状態であり、ビジネスマンの急な出張では宿が取れない事態が起きている。また、地下鉄銀座線の混雑、築地市場が移転する豊洲駅などホームから人が溢れる状況で今の2倍の訪日外国人を受け入れられるのか、かなり心配だ。
ここは都内のホテルへの投資促進、交通網の拡充、再開発事業の加速などを計らないと目標が絵に描いた餅になりかねない。地に足のついた対策が急務だ。

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