政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


IoT製品に向け、国内初の策定

IPA、IoT製品に向け「つながる世界の開発指針」
国内初の策定、リスク対策として17の指針示す

IPA(独立行政法人情報処理推進機構、富田達夫理事長)は、今後ますます拡大が予想されるIoT(インターネット・オブ・シングス)製品の安全性やセキュリティの確保を目的に、IoT製品開発者が考慮すべきリスク対策を「つながる世界の開発指針」として国内初の策定を行い、3月24日、IPAのウェブサイトで公開した。
IPAでは、この開発指針の採用を「IoT推進コンソーシアム」に参画する民間企業1800社へ積極的に提案していく予定。
自動車や家電などあらゆる製品がインターネットに接続し、製品同士が相互に接続する「IoT社会」の到来により、利便性が高まる反面、想定外のつながりにより、製品の安全性・セキュリティが脅かされるリスクの発生が懸念されている。
IPAでは昨年8月、名古屋大の高田広章教授を主査とする「つながる世界の開発指針」WGを立ち上げ、このほど検討結果をとりまとめた。IoTにつながる機器は2020年までに250億?500億と言われており、今回の開発指針では、IoT製品開発者が考慮すべきリスクや対策を17の指針として、明確化した。
IPA・SECの松本所長は「この指針はスタートであり、今後IoTに関連するあらゆる分野・業界に分野横断的に広めていきたいと考えている。また、指針が国際的にも通用するようさらに強化し、国際機関に働きかけかけていく」方針だ。
高田主査は「コンソーシアムでは、IoTセキュリティ・ガイドラインを検討中で、通信機器の指針作りを待ち、5月末をめどに今回の指針と合わせ、反映されていく」ことを明らかにした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">