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二階委員長

二階委員長

自民党に「経協インフラ戦略特別委」設立

3月18日、自民党に経協インフラ総合戦略調査特別委員会(二階俊博委員長)が設立された。「インフラ輸出」は日本再興戦略で策定されたわが国成長戦略の1つに位置付けられているが、世界の膨大なインフラシステム需要を積極的に取り込むためには官民一体となった連携強化の必要性が出てきた。
政府においては「経協インフラ戦略会議」が立ち上げられ、包括的な支援策をとりまとめた「インフラシステム輸出戦略」が策定されている。特に、新興国を中心に世界のインフラシステム市場は急速な勢いで拡大している。一方、世界市場は厳しい競争状態にあり、日本の優れた技術が必ずしも優位にビジネス展開できない現状がある。
二階委員長は「わが国は2020年までに現在のインフラ受注(10兆円)を3倍の30兆円にする目標がある。この民間企業の取り組みを強力に後押ししていきたい」と語った。
具体的には、世界の膨大なインフラ需要をわが国の力強い経済成長につなげていくために、ハード面のほか技術者育成、制度・ルール作りなどソフト面の戦略を今後、深く議論して推進していく、方針だ。
このような党と政府が意見交換を行う場が一本化されたことの意義は大きい。今後、相手国の実態に合わせた取り組みや議員外交、首相よるトップセールスなどが活発化していくものと思われる。

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