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ジェンダー平等を推進「科学には女性が必要」 ~「ロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞」発表
美の世界的リーダーとして女性活躍を支援する日本ロレアル(ジャン-ピエール・シャリトン代表取締役社長)が11月4日、第16回「ロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞」の受賞者をオンラインで発表した。授賞式は同日、クローズドで駐日フランス大使公邸において行われ、物質科学及び生命科学の分野からそれぞれ2人が選ばれた。
物質科学分野では、太陽系起源の理解に貢献した大小田結貴さん(おおこだ・ゆき、東京大学大学院理学系研究科山本研究室)、省資源・低コストの新鉄鋼材料の創出に寄与した門脇万里子さん(かどわき・まりこ、東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻武藤研究室)の2人が、生命科学分野では、少ない肥料で栽培できる植物の作出に貢献した大久保祐里さん(おおくぼ・ゆうり、名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻細胞間シグナル研究グループ)、がん制御やアンチエイジング医学に貢献した永田理奈さん(ながた・りな、京都大学生命科学研究科高次生命科学専攻井垣研究室)の2人が受賞した。
シャリトン社長は「科学はロレアルのDNAだ。ジェンダー平等や多様性の実現によって人類はさらに繁栄していくと確信し、女性研究者を支援する」と女性研究者にエールを贈った。
写真前列左2人目から、大小田さん、門脇さん、永田さん、大久保さん
(続きは、経済産業新報・本紙で)