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2022/10/15

DX検定,企業優秀賞6社を表彰 ~日本イノベーション融合学会学術貢献賞など表彰式

一般社団法人日本イノベーション融合学会(IFSJ、西山敏樹理事長)は9月16日、東京・世田谷区の東京都市大学のキャンパスで、学術貢献賞、ヤングイノベーション優秀賞、DX検定シリーズ優秀賞(個人)、同企業優秀賞(企業)の4つの表彰式を行った。

学術貢献賞は、住友生命保険相互会社の5名がまとめた「DX人材の育て方」がアマゾンのパソコン・人事労務部門でベストセラーになったことなどにより、同社理事・デジタルオフィサーの岸和良氏ら5名が表彰された。DXの技術やビジネスに焦点をあてた著書は増加の一途であるが、DX人材の育成をテーマにしているところは新規性が高く、同学会表彰委員会の評価も極めて高かった。
また、ヤングイノベーション優秀賞は、東京都市大学都市生活学部西山敏樹研究室の取り組んだ「買い物列車の実証運行」に授与された。モータリゼーションが進み、郊外都市では高齢者や障がい者を中心に買い物難民が増えている。その解消の為に、地域で目立つ存在の列車を走るスーパーにして運行することを3回具現化した。列車をスーパーに仕立てる若者の柔軟でユニークな発想が、同学会表彰委員会に高く評価された。

 

次に、企業人材のDXリテラシーをスコアリングするDX検定シリーズの21年度企業・個人の表彰は、優秀企業6社、個人11名が表彰された。
この検定は、今後の社会の発展、ビジネスに不可欠な、DX知識レベルを判定でき、企業人材をDXに導くオンラインによる検定シリーズで、IFSJが主催して、2018年度より実施している。
21年度からは、よりビジネスに近い「DXビジネス検定」が始まり、10月に第3回が行われる。「DX検定」は23年1月に第10回が予定されている。
現在、企業の人事・人材育成・研修効果測定、選抜などに、380社を超える企業が活用してきている。

 

21年度のDX検定、DXビジネス検定の優秀賞対象企業および優秀個人の所属企業名は以下の通り。

・2021年度DX検定シリーズ優秀賞(個人11名)所属企業
株式会社ビジネスサービス(第7回)
都築電気株式会社(第8回)
沖電気工業株式会社(第8回)
東日本電信電話株式会社(第8回)
・2021年度DX検定 企業優秀賞(6社)
都築電気株式会社
アフラック株式会社
株式会社野村総合研究所
・2021年度DXビジネス検定 企業優秀賞
東日本電信電話株式会社
株式会社NTTドコモ
パナソニック株式会社エレクロトニックワークス社

 

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