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自動化が加速する倉庫業 ~ゼブラ社が「倉庫業界の展望に関するグローバル調査2025」を公表

自動認識ソリューションのリーディング・カンパニーの日本法人、ゼブラ・テクノジーズ(本社・米国イリノイ州)・ジャパン(古川正知社長)は、「倉庫業界の展望に関するグローバル調査2025」の最新版を公表した。
世界およびアジア(日本を含む)太平洋地域の倉庫・物流業界の経営層と現場スタッフ1700名を対象にまとめた調査で、倉庫オペレーションの自動化によるメリットとともに、自動化の実装の遅れが生じることへのリスクを指摘する現場スタッフの声が明らかになった。
インタラクティブ・アナリシス社の予測によると、世界の倉庫面積は2030年には現在の27%増の420億平方フィートに拡大し、人件費が年平均7%で長期続伸すると見込まれている。
63%の世界の経営層は5年以内にAI(人工知能)、ソフトウエア、AR拡張現実)の導入を計画している。現場のスタッフは、日々の注文量の増加により、企業が倉庫運営の改善のためのテクノロジー投資を行わなければ業務目標を達成できない、とする回答が85%を占めた。
古川社長は「従業員も経営陣もテクノロジーの導入に賛同している。倉庫の近代化(モダナイゼーション)が必須であり、労働力不足、エラー削減、SLA(サービスレベルアグリーメント)遵守のための自動化が加速している」と述べた。
そして、生産性と安全性の両立のため、マシンビジョンなどのセンサー技術やより高いパフォーマンスを発揮する生成AIや予測型アナリティクスなどへの投資が拡大する、と予測した。
(詳細は、経済産業新報・本紙(電子版)で)