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ライティングビジョン2030 ストック市場でのSSL化率100%目指す
一般社団法人日本照明工業会(JLMA、道浦正治会長)は、5日ライティング・フェア2019開催記念講演の中で、今後の10年を見据えた照明業界の成長戦略「Lighting Vision2030(ライティングビジョン)」を発表した。
ビジョンの目標の1つは、2030年に照明器具ストック市場ノートパソコンSSL(LED、有機EL,レーザーなどの半導体照明)率を100%を目指す。2つめが、今後の業界のキーワードとなる「CSL&HCL(Conenected Smart Light & Human Centric Lighting)の普及である。
それを達成するため、重点課題を3つ挙げている。1つはConnected Industriesによるパラダイムシフトへの対応、2つめがあかりの質向上とSDGsへの貢献、3つめがグローバル化・ボーダレス化への対応、となっている。
まず、政府は地球温暖化対策計画で、2030年度26%減(2013年度比)という大幅な温室効果ガスの削減を目指し、国内照明の設備全てを省エネ効果の高いLEDなどの高効率照明に置き替える目標を立てている。