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最終エネルギー消費、震災後初の増 再エネ、1次供給でシェア増、電力も4年ぶり増加
資源エネルギー庁は、14日、平成29年度の「エネルギー需給実績(確報)」を取りまとめた。
今回のポイントは、まず第1に需要動向からみると、①最終エネルギー消費は、前年度比0・9%増で東日本大震災以降初めての増加となった。
②電力は同1・5%増、家庭部門は、厳冬が影響し大幅に増加し、企業・事業所他部門は、活発な経済活動により4年ぶりの増加となった。
③最終消費を部門別に見ると、企業・事業所他が同0・8%増(うち製造業は同0・8%増、業務他は同0・9%増、家庭が同4・2%増、運輸が同0・8%増と、運輸を除く主要全部門で増加した。
④電力消費は、家庭は5年ぶりの増加となる同2・3%増、企業事業所他は同1・2%%増となった。