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経済産業新報、創刊77周年を祝う ~第3回「和っする祭り」
去る6月10日、昨年に引き続き、東京・神田明神ホールにおいて、第3回「和っする祭り」(主催。大和イノベ―ション、髙橋玉樹代表理事)が開催された。
日本の素晴らしい伝統・文化を改めて伝えながら、今回は特に、日本の経済産業新聞として多くの信頼・支持を受け早77年となった経済産業新報社の77周年を盛大に祝う企画として準備され、またカンボジア王国との友好70周年を記念しての開催となった。
特に創刊77周年を迎えた経済産業新報社の髙橋代表取締役社長からは、父親が起こした事業に初めて関わったのが学生時代、それから50年もの長い歳月、この仕事に関わってきたと感慨を吐露。新しい時代を迎えて、進化し続け、様々に変革していく中にあっても、その中で新たな価値を提供していくことが使命と、力強い決意の挨拶があった。
舞台では、高橋社長の挨拶を前に、お祝いのムード一杯に鹿児島県宮之城発祥の100年の歴史を誇る多彩な音色の五つ太鼓の祝い太鼓からスタート。大小5つの太鼓からの音色は和製ドラムともいえる素晴らしい祝いの場に相応しいものとなった。そして、77周年を迎えた経済産業新報社・代表取締役社長の高橋成知氏の挨拶。続く、東京神楽・吉福社中による神楽はこれまた祝いの場に相応しく「大黒舞」。
歌謡演舞一座の響ファミリーによる舞台は、絢爛豪華な花魁道中からスタート、客席の花道を独特のボーズを取りながら進む姿は、正に道中そのもの。華やかさと優雅さに満ちていた。響ファミリーは、その名のごとく、ファミリーで舞台を構成している。侍キッズと称される子どもたちは、平成29年生まれの6歳から平成20年生まれの15歳、5人の兄弟が演じる舞台は、可愛くて、綺麗で、かっこよくてと微笑ましい感動があった。
今回は、急遽かけつけたトゥイ・リー駐日カンボジア王国大使から特別のメッセージをいただいた。
日・カンボジア王国70周年を記念してのカンボジア王国古典舞踊は、これから伝統を引き継いでいこうとする若い世代の踊りからスタート。独特な手の動き、足の動き、王国舞踊の美しさを満喫できるひと時となった。踊りの最後に生の花びらを撒くパフォーマンスは独特の美しさを醸し出していた。
前回に引き続いて、ソプラノ歌手の新藤昌子さんによる国家の独唱と、振袖と浴衣のファッションショーは今回も素晴らしい演出となった。
今回は特に、カンボジア王国の男女二組が、女性は振袖、男性は羽織袴を着用しての登場となった。女性の振袖姿はもちろん、今回は男性も羽織袴を着用して、緊張気味に母国の国歌を聞き、舞台上で着物姿を披露した。
ファッションショーのあとは、新藤昌子さんの「上を向いて歩こう」の歌に合わせて、舞台で踊りが始まり、カンボジア王国の盆踊りとも言われる踊りには、会場の来場者も加わって、正にお祭りムードそのものの終演となった。
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