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デジタルイノベーションの総合展示会 ~4年ぶりにリアルのCEATEC
10/17~20までの4日間、幕張メッセで
4年ぶCEATEC2023(シーテック2023)が10月17日から20日までの4日間、千葉県千葉市美浜区の幕張メッセで開催される。主催はJEITA(電子情報技術産業協会)、CIAJ(情報通信ネットワーク産業協会)とSAJ(ソフトウエア協会)との共催。
コロナ禍、3年間はオンラインやハイブリッド開催であったが、今回は展示とコンファレンスともにリアル、幕張メッセの4-9ホールをすべて使う。テーマは「デジタルイノベーションの総合展示会」。
コンセプトはTowrd Society5.0。経済発展と社会課題解決の両立するSociety5.0の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人、技術・情報が集う「共創」による未来を描く、としている。
今回のハイライトは、①サスティナビリティ、AIなど200以上に及ぶコンファレンス、②政府と連携した「デジタル田園都市国家構想」の特設展示とパネルディスカッション、③130社以上が参画するパートナーズパーク、④共創のためのネットワークイベントにスタートアップ、グローバル、若手エンジニアの交流会、などが目玉となっている。
海外からはウクライナをはじめ8カ国がパビリオンを展開する。16日にはCEATECアワードが発表される。日本の強い電子部品からIT、エレクロトニクス、自動車機器、ユーザー企業らが展開するCEATECは、テーマが広がり過ぎて絞り込めていない印象がある。また、GAFAMも出展しないため、米国のCESやベルリンのIFAに比べ、魅力不足は否めない。
今回の出展社数は600社以上、うち初出展社は4割を超える250社以上、来場者は10万人が見込まれている。
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