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ITコーディネータ、「第二の創業計画」
ITC資格者2万人、
プロITC6000人をめざす
2001年(平成13年)、経産省の要請により「経営とIT」をつなぐプロ集団として組織されたNPO法人ITコーディネータ協会。今年6月、4代目の会長として澁谷裕以氏が就任し、中小企業がITを経営の力として生産性を高めることができるように経営者を支援する熱き集団となるため、「第二創業」という旗印を掲げ、改革を打ち出している。その狙いと施策を聞いた。
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会(ITCA)会長 澁谷 裕以 (しぶや ひろゆき)氏に聞く
経営者の思いを カタチにしていく
日本には大きな課題が3つある。1つは2025年における583万人の労働力不足。2つめが先進国で最低の労働生産性(先進7カ国中、常に最下位)、3つめが消える中小企業、380万社の中小企業の127万社が後継者未定で「大廃業の時代」が待ったなしで迫ってきている。
日本政府もその危機感を強く感じており、「働き方改革」や「中小企業等経営強化法」などを打ち出している。日本政府もその危機感を強く感じており、「働き方改革」や「中小企業等経営強化法」などを打ち出している。