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“やりがい”と“連帯感”が溢れる組織へ ~連載コラム <幸援家>石橋正利氏
今号から、<幸援家>石橋正利氏(株式会社総合教育研究所取締役会長)のコラムを6回連載で掲載する。一人でも多くの方に幸せな人生を送れるよう支援する、経営管理者向けの総合コンサルタントを長年続けており、それを小冊子(150円)にまとめ配布している。それを、弊紙のコラムの形に編集し「最強の組織を創る」をテーマにお届けする。
~“やりがい”と“連帯感”が溢れる組織へ~
次のような「人と組織の問題」を抱えるリーダーのために!
◆職場の雰囲気に活気が乏しく、会議で発言する社員が少ない。
◆経営ビジョンや方針が建前で終わってしまいがちである。
◆業績目標未達成でも、傷を舐めあう関係で終わってしまう。
◆やらされ意識が強く、言い訳ばかり言う社員がめだつ。
実は、サラリーマン時代の私は、売上目標を達成するために、日々、頭の中は、“目標の数字”でした。マネジャーとして、職場で、上記の様な問題を抱えていましたが、本気で考えることはしませんでした。
その理由は、私は 「業績は“個人の能力”次第だと思い込んでいた」からです。メンバーが、“個人の成果”さえ上げていれば、ホッとし、成果が出ないメンバーは困った存在だと頭を抱えるだけ。
ところが、ある時、やっと「“組織の目標”をメンバー全員が、力を合わせて達成したいと本気で思うことができれば、高い業績を上げられる組織ができる」ことに気付いたのです。当然、組織としての業績は、個々のメンバーの能力の総和以上になったのです。
本気で“組織の目標”を達成したいと取り組む“最強の組織づくり”を全ての組織で実現していただきたいと思い、このコラムを書きました。このコラムが、読んでいただいた皆様にとって、「最強の組織づくり」のヒントになれば幸いです。
さあ、今からでも遅くはありません。“最強の組織づくり”のスタートです。
<いしばし まさとし>リコー入社後、37歳で脱サラして起業し、同社設立。中小企業大学校の講師を20年以上勤め、大手企業の研修を数多く手掛ける。現在、新潟県の経営品質活動に注力している。
(詳細は経済産業新報・本紙で。電子版試読キャンペーン実施中。)