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世界の平和のための講演会 ~中央区ユネスコ協会が主催
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アゼルバイジャン駐日大使が特別講演
中央区ユネスコ協会(藤掛正史会長)は昨年末、衆議院第1議員会館国際会議室で、駐日アゼルバイジャン共和国のギュルセル・イスマイルザーテ特命全権大使(写真)を招き、日本との外交樹立32周年を記念して、特別講演会を開催した。

アゼルバイジャンはユーラシア大陸の中心、カスピ海西海岸に面した、イスラム国における最初の民主的な共和国として、独立して33年が経っている。“火の国”とも呼ばれ、ヨーロッパとアジアをつなぐシルクロード交通の要所として古くから栄えていた。
現在は、石油や天然ガス資源に恵まれ他の宗教に多大な影響を与えている拝火教(ゾロアスター教)の発祥の地でもあり、近年の経済成長で急速にインフラを整備して発展してきている。
11月には首都バクーで、COP29(国連気候変動会議)が開催され、特に注目を集めている。イスマイルザーテ大使は「1991年旧ソ連から独立して最初に日本が承認をしてくれて感謝している。現在は、2030年までに再生可能エネルギーの比率を30%までに増やす計画を進めている」と流暢な日本語で挨拶を行った。
同協会は、ユネスコ憲章に基づき、「人の心の中に平和の砦を築く」世界平和を願い、各国の大使と交流活動を続けている。
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