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JEITA新会長に三菱電機の漆間CEO

社会のデジタル化を進めているJEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)は、都賀一宏会長の任期満了に伴い、新会長に漆間啓(うるまけい=三菱電機代表執行役執行役社長CEO)氏を選出し、記者会見を行った。
25周年目の会長に就いた同氏は、日本の潜在成長率と労働生産性の低さの改善こそ喫緊の課題として、DX、すなわち真のデジタルによるトランスフォーメーションを社会全体に推進していくことを打ち出した。
JEITAが注力する取り組みは3つ。1つは製造業におけるソフトウエア開発力の底上げ。2つめはサプライチェーンへの対応。3つめがテクノロジーの進化と社会との調和。
具体的にはDXを加速させるための舞台としての「CEATEC」の価値向上。データ連携やトラストの基盤となるデジタルエコシステムの整備。6月11日付けで策定・公開した、安心してデジタル技術を活用できる環境整備のための「AIポリシー」の普及を挙げた。
スマホ等のBtoC分野で被ったデジタル赤字を繰り返さないため、BtoB分野のDXこそが今後の最重要課題である、強調した。
(詳細は、経済産業新報・本紙(電子版)で)