建機業界、世界で絶好調！！ 「コネクテッド・インダストリーの伝道師として期待」

10日、一般社団法人日本建設機械工業会（平野耕太郎会長）は東京・目黒のシェラトン都ホテル東京で新年賀詞交歓会を開催した。

挨拶に立った平野会長は「建機の世界需要がほとんどの地域で増加している。工業会の出荷金額は昨年1~11月で国内7%増、輸出29%増の合計19％増となっている。今年もこの傾向が続きそうだ。しかし、環境変化も激しく、ＩｏＴやｉコンストラクションなど市場ニーズに合わせた新ソリューションに対応していく必要がある」と語った。

来賓として、大臣として初めて新年会に出席した世耕経産大臣は「我々はコネクテッド・インダストリーの旗印を掲げている。一歩進んだ建機業界が“伝道師”となって他の業界にＩＣＴ化の影響を与えて欲しい。安部政権ではインフラ輸出を9兆円拡大してサポートしている。より経産省と連携を強くして、成長に貢献して欲しい」と語り、業界が国内設備投資を増やしていることへ感謝を表明した。