ダイジェスト詳細
「DX研究会」報告書の概要 DXの足かせ「レガシーシステム」2035年までにシステム刷新が必要
日本経済のネックが明らかになった。経産省のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた研究会(座長・青山幹雄南山大理工学部ソフトウェア工学科教授)が報告したところによると、現在、日本企業が使用している基幹システムの約2割が老朽化してきており、複雑化・ブラックボックス化していて、IoT、AIなどDXがスピーディに行えない状況にある。
このまま放置すると、2025年には基幹システムの6割が約21年以上となり、爆発的に増加するデータを活用しきれず、ビジネスモデルを柔軟・迅速に変更できず、「デジタル敗者」(2025年の崖)となる。