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ロボット新戦略の進捗状況と今後の政策展開~世界はロボットブーム
世界のロボット市場をIFR(国際ロボット連盟)の統計からみると、20106~2017年の1年間で30%も導入が拡大し、この5年間では2倍に増加している。そして、18年以降は毎年10~14%伸びていくと予想している。
これまでのロボット産業は70年代から自動車産業のオートメーション化の流れに乗り、成長してきた。ここ3年くらいは携帯電話の組み立てなどエレクトロニクス産業でのロボット導入が増えてきている。
昨年は世界で38万台が生産されたうち6割(25万台)が日本製のロボットであった。産業用のアーク溶接ロボットは日本が強く、75%を占めている。KUKUという欧州のロボットメーカーが中国企業に買収され、世界の4大メーカー育ってきている。