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2019/07/07

スペシャルトーク 第1回「東京電力は国に原発を大政奉還せよ」 ~エネルギー危機に備えのない日本は大丈夫か?~

公益財団法人 笹川平和財団会長(元IEA事務局長) 田中伸男氏に聞く

 

中東情勢がイランの米国への反発からきな臭くなってきた。米中貿易戦争も歯止めが利かなくなってきた。この時にエネルギーの脆弱性を抱えているわが国が旧来のままの“国際エネルギー情勢”を前提とした政策しか打ち出せていないと警鐘を鳴らしているのが田中氏である。東電の大政奉還論も含め、今後3回連載で緊急インタビューをトップで伝える。

 

世界を見ると、場所によっては太陽光などの価格がキロワット時2~3円と大幅に安くなってきている。安い再生エネルギーを大幅に増やし、海外から安い電力を買って、送電網をつないで電力を輸入したり、近づく中東紛争を前に安全保障上の課題から原発をいざという時緊急に再稼働させなければいけないかも知れない。これらの課題を一気に解決するには「東京電力の原発の大政奉還」しかないと言っている。