経済産業省幹部年頭所感　貿易経済協力局　局長　木村 聡

インフラ・中小企業・農産品の海外展開を促進

 

　新型コロナの影響の継続、安全保障を巡る厳しい 国際情勢等によって、先行きの不透明感が続く中にあっても、事業者の皆様の海外ビジネスをより一層ご支援させていただくため、令和５年においても、貿易経済協力政策を着実に推進してまいります。

　インフラシステムや中堅・中小企業の海外展開の支援、農産品の輸出促進に取り組みます。貿易保険の充実、海外産業人材の育成、国際課税制度の見直しなど、事業環境の整備も進めます。
海外の経済活力の取込を推進します。対日直接投資や高度外国人材を呼び込むほか、海外企業との協業・連携を促進し、わが国経済の持続的な成長につなげます。
　一方、国際的な平和と安全を維持するため、国際社会と協調し、対露制裁や対北朝鮮制裁等を含め、適切な貿易管理を実施します。また、重要物資の安定供給の確保や先端重要技術の育成・支援など、経済安全保障の取組も強化します。
　本年も、皆様の益々のご健勝とご発展を祈念して、年頭のご挨拶といたします。

 

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