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経済産業省幹部年頭所感 福島復興推進グループ グループ長 片岡宏一郎
福島第一原発の廃炉と福島復興を着実に前へ
本年で東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故から12年が経過します。
昨年は、葛尾村・大熊町・双葉町の特定復興再生拠点区域にて避難指示が解除、特に全町避難が続いていた双葉町は初めて住民の帰還が可能となるなど、復興に向け一歩前進した1年でした。引き続き、復興に向けた課題に正面から向き合います。
廃炉については、燃料デブリ取出しやALPS処理水の海洋放出への準備を進めます。安全性確保、風評対策、漁業者の方々の支援、「魅力発見!三 陸・常磐ものネットワーク」を通じた三陸・常磐ものの消費拡大等に取り組みます。
帰還困難区域では、復興拠点の避難指示解除を進めると共に、拠点区域外でも、帰還意向のある住民全員が帰還できるよう、取組を具体化していきます。
解除区域では、事業・なりわいの再建、福島イノベーション・コースト構想による新産業創出支援、交流人口拡大、大阪関西万博との連携、映像・芸術文化を活用した街づくり等の取組を進めます。
今後とも、福島復興に向け全力で取り組みます。
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