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都心に好立地の新型物流施設がオープン ~オリックス不動産・市川塩浜Ⅱロジスティックスセンターが竣工
都心に近い千葉県市川市に新しい物流施設「市川塩浜Ⅱロジスティックスセンター」が竣工し、メディア向け内覧会が開かれた。手がけたのは東名阪に45件の物流施設をもつオリックス不動産(深谷敏成社長)。
同センターは。地上4階建てのマルチテナント仕様、延床面積(約7302坪、2万4141.03平方㍍)、京葉線市川塩浜駅より徒歩12分に位置し、首都高湾岸線千鳥町ICか3・6㌔㍍、大井ふ頭ま2・3㌔㍍、羽田空港まで約30㌔㍍と、都心までの好立地に加え、広域までの多様な配送に向いている。
同センターは、同社が力を入れている環境配慮型物流施設として、CASWBEE(新築)Aクラスの認証を取得しており、全LED照明、屋根には太陽光発電システムを設置、施設内で使用する電力を全て再生可能エネルギーで賄うことになっている。
1階の両面にトラックの荷物の積み下ろしを行うをバース設け、44台の大型トラックが同時接車可能で、効率的な入出庫オペレーションが実現できる、としている。
同社の顧客3PL(サード・パーティ・ロジステックス)が多く、2割がEコマース業者となっていて、このセンターもテナントは1~2社程度となりそうだ。「物流の2024年問題に対応し、EV向け設備や自動運転などの人手不足対応も図っている」(同社・久保田勲理事・投資開発事業本部副本部長)。今後、同様の物件を14件ほど開発中とのこと。
初期投資が少なくて済むよう、無人搬送車やピッキングアシストロボットのレンタルを行うオリックス・レンテックのサービスが用意されており、テナント入居の心配はなさそうだ。
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