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国内初!自動運転レベル4 ~福井県永平寺での実証実験の成果
2021年度よりRoAD to the L4プロジェクトにて自動運転移動サービスの実現に向けた実証実験を実施してきたが、福井県永平寺町で実施する実証実験において、5月11日、道路交通法に基づく特定自動運行の許可を国内で初めて取得した。
21年度より経産省と国交省が共同で進めてきた「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(「RoAD to the L4」)」にて、自動運転移動サービスの実証実験を実施してきたが、福井県永平寺町での実証実験で、道路交通法に基づく特定自動運行として国内で初めて許可された。
これにより、レベル4の自動運行装置を用いた運転者なしでの運行が可能となった。
両省では、「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップにも掲げた「2022年度メドで鉄道廃線跡等における遠隔監視のみの自動運転移動サービスを開始」という目標達成に向け、RoAD to the L4を進めてきた。
具体的には、レベル4で自動運転サービスの実現に向けた取組みを、産総研とソリトンシステムズ、三菱電機、ヤマハ発動機とで組織されたコンソーシアムに委託し、技術・サービスの実証実験を進めてきた。
今後は、福井県永平寺町によるレベル4での自動運転移動サービスの開始を目指す。
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