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職人情報と稼働管理が一元化へ ~進む建設DX ANDPADとMCデータ
クラウド型建設プロジェクト管理サービスを提供しているANDPAD(稲田武夫社長)の利用者数が15.6万人を超え、建設・建築関係者の41.3万人が利用するクラウドサービスに育ってきている。
ANDPADは、職人一人一人にタブレットを職人の移動管理・差配ができるシステムであり、2024年3月に迫っている、建設労働者の時間外労働の上限規制の猶予期限が迫る中、働き方改革や生産性向上に役立つとして人気が高まっている。
このサービスは、建設現場の効率化から経営改善まで一元管理できるため、現在シェアNO.1を獲得している。2021年11月には、「ANDPADアプリマーケット」を公開、連携パートナーとともに建設DXに取り組んでい
る。
このほど、中小規模の建設会社の稼働管理における課題解決のため、9万社の建設元請・協力企業で利用されているMCデータ(瀧田晃一社長)と業務提携を見据えた協業に関する覚書を締結した。
MCデータの「グリーンサイト」は労務・安全衛生などに関するグリーンファイルをインターネットで、簡単に作成・提出・確認できるサービスであり、両者が連携すると職人の情報と稼働管理が一元化され、より便利な建設DXが実現できると予想されている。