トピックス詳細
経済産業省幹部年頭所感 脱炭素成長経済構造移行型推進審議官兼GXグループ長 龍崎 孝嗣

GX2024ビジョンの具体化へ
脱炭素と経済成長、エネルギーの安定供給を同時実現するGX(グリーン・トランスフォーメーション)を推進すべく、これまで分野別投資戦略による投資促進策の具体化、世界初の国によるトランジションボンドであるGX経済移行債の発行、GXの実務を担い官民のハブとなるGX推進機構の発足など、必要な政策を強力に進めてまいりました。
また、エネルギー、GX産業立地、GX産業構造、GX市場創造といった観点を総合的に検討した「GX2040ビジョン」の案を、昨年末にお示ししました。
本年は、これまでの政策を大きく飛躍させ、GX実現に向けた取組を加速する正念場の年です。GX2040ビジョンの具体化、就中、排出量取引制度などの成長志向型カーボンプライシングや資源循環経済の実現に向けた制度的措置について具体化してまいります。また、脱炭素化に向けたグローバルな状況を冷静に見極めつつ、AZEC等を通じたGXの国際展開にも取り組んでまいります。
引き続き、わが国のGX実現に向け、微力ながら全力を尽くして参ります。
(詳細は経済産業新報・本紙で。電子版試読キャンペーン実施中。)