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経済産業省幹部年頭所感 福島復興推進グループ長 辻本 圭助

福島の復興に向けて
東日本大震災と福島第一原発の事故から13 年9 ヶ月が経過しました。福島の復興と安全かつ着実な廃炉は、経済産業省の最重要課題として全力で取り組み続けます。
廃炉について、昨年11 月、燃料デブリの試験的取り出し作業に成功しました。今後のより本格的な廃炉作業においても、安全確保を最優先に着実に進めていきます。
ALPS 処理水の海洋放出に伴う、一部の国・地域による日本産水産物の輸入規制に対し、引き続き即時撤廃を求めるとともに、安全性確保や風評対策、なりわい継続支援に取り組みます。
2020年代をかけて、希望する全ての住民の方々の帰還を実現すべく、特定帰還居住区域の避難指示解除に向けた取組を進ます。とともに、事業・なりわいの再建、福島イノベーション・コースト構想等による新産業創出、交流・関係人口の拡大、映像・芸術文化の推進等を通じ、創造的復興を加速します。
大阪・関西万博の機会に、福島が国内外の社会課題解決の先進地として復興を目指す姿を、世界に力強く発信していきます。
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