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ビューティ&ウェルネス専門職大学開学へ向けて日本を美容大国に ーーミス・パリ・グループ 下村朱美代表
「エステティックミス・パリ」「男のエステダンディハウス」などを展開し、日本のエステ業界をリードするミス・パリ・グループ。同グループ代表の下村朱美氏に、日本初の美と健康の専門職大学を開学する狙いなどを聞いた。
―日本初の美と健康を教育研究する専門職大学開学の狙いは
2023年にビューティ&ウェルネス専門職大学の開学を目指しています。エステティシャンやスパセラピストの実践的な教育は、2年間の専門学校でできますが、私共が目指しているのは、美しさの基礎にある心身ともに健康でいるためのセルフプロモーションを学び、より専門的な知識、高度な技術、幅広い顧客に対応できる教養、ホスピタリティ、データサイエンス、経営までを学びリーダーとしての資質を身に付けます。
教育を通して実現したいことが2つあります。1つは、お客様から信頼を得て、安心、安全に通えるサロンを増やすこと。もう1つは、働いているエステティシャンの社会的地位の向上です。
(中略)
―「WASPA」の評判は
外国から訪れたお客様に「『WASPA』で日本の美と健康の秘訣を披露したい!という思いから、2015年、銀座にオープンしました。日本は世界に胸を張れる「長寿の国」です。金沢の金箔、瀬戸内の塩、伊豆大島の椿油など、日本が自慢したい商材を使い「和」のサービスを体験してもらいます。
コロナ前は約半数が外国人のお客様でした。とある一流ホテルからは「大統領クラスのお客様が来日した際に、お願いします」と頼まれたこともあります。
―女性が活躍する社会に向けて
2014年から6年間、東京ニュービジネス協議会の会長を務めました。会長に就任するとすぐに「女性活躍推進委員会」を作りました。各地の女性会員とミーティングを行う中で、女性社長にとって一番の悩みが「ロールモデル」がないことだと分かりました。そこで、活躍する女性社長と交流する機会を設け、参加者のやる気を鼓舞しました。
女性が働く歴史は男性に比べると短いですが、男性、女性ともに、お互いの長所を認め合っていくことが大切だと考えています。
(続き、全文は経済産業新報・本紙で)