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経済産業省幹部年頭所感 産業技術環境局 局長 畠山陽二郎
資源自律・循環経済への移行を加速させる
昨年末に行われたGX実行会議では、国際公約である2050年カーボンニュートラルと経済成長をともに実現するGXの促進のため、「GX実現に向けた基本方針」を取りまとめていただきました。今年度の補正予算等で拡充を進めているグリーンイノベーション基金を始め、様々な形での脱炭素投資を行うとともに、資源自律・循環経済への移行を加速してまいります。
こういった脱炭素化などの社会課題解決には、科学技術・イノベーションの力が必要です。水素・アンモ ニアなどの脱炭素技術に加え、量子・AI・バイオなどの重点分野へも研究開発投資を拡大していきます。
また、研究成果は、社会実装されることで経済成長につながります。社会実装の担い手の核となるスタートアップへの支援の取組も政府を挙げて進めてまいります。加えて、社会実装のためには、標準化を始めとするルール形成に、官民ともにより一層取り組む必要があります。標準化活動における課題等については、今春の取りまとめに向け議論を重ねてまいります。
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